日本を訪れている台湾の蒋万安・台北市長が自民党の麻生副総裁と会談したことについて、中国政府は「一つの中国」の原則を堅持するよう求め、不快感を示しました。
蒋万安・台北市長は15日、自民党を訪れ、麻生副総裁らと会談、日本と台湾の関係を深めていくことを確認しました。
これについて中国外務省の報道官は。
中国外務省 汪文斌報道官
「日本側が四つの政治文書の原則や精神を厳守し、実際の行動で『一つの中国の原則』を堅持し、台湾と民間や地方往来だけを保つという約束を守っていることを示すよう促す」
蒋市長は蒋介石元総統のひ孫にあたり、「将来の総統候補」とも言われていて、今回、市長就任後初めて日本を訪れ、国際会議に出席。17日には超党派の国会議員連盟との会合にも臨みます。
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