電動自転車“爆発”多発の原因は。

 電動自転車からいきなり白い煙が上がり、近くにいた人が避難をした次の瞬間…。電動自転車が爆発し、炎上しました。

 先月21日、ロンドン市内の駅で撮影されたものです。この火事によるけが人はいませんでした。この電動自転車は火事の4カ月前にインターネット通販で購入されたばかりで、突然、バッテリーが発火したということです。

 イギリスでは電動自転車などの火災が相次いでいて、ロンドンだけでも今年に入ってから少なくとも40件確認されています。

 消防は「インターネット通販では適切ではないバッテリーと充電器で販売されるリスクがある」として、信頼できる量販店から購入してほしいと呼び掛けています。

 日本国内でも電動アシスト付き自転車のバッテリー爆発事故は起きています。

 乗っていた電動アシスト付き自転車のバッテリーから煙が出始めたことに気付いた女性が歩道で自転車を止めたところ、爆発しました。

 警視庁によると、女性は通販で買った社外品のバッテリーを取り付けていたと説明していました。

 NITE(製品評価技術基盤機構)は、純正品ではないバッテリーの中には品質管理が不十分なものもあり、注意が必要だとしています。

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