給食に出されたサクランボを食べる女の子=山形県村山市の大久保小で2024年5月15日午後0時半、竹内幹撮影
写真一覧

 山形県村山市立大久保小(冨樫和浩校長)で15日、ハウス栽培されたサクランボが給食に出され、子供たちは笑顔で「赤い宝石」を堪能した。

 地元で取れた食材を子供たちに食べてもらおうと、地元農家らでつくる「食材応援団」(高谷太代表)が2004年に始めた。夏には小玉スイカやキュウリ、冬には白菜や大根といった地元の食材を給食で提供している。

給食に出されたサクランボ=山形県村山市の大久保小で2024年5月15日午後0時10分、竹内幹撮影
写真一覧

 朝取れたばかりの170粒の佐藤錦がランチルームに運ばれ、出席した60人の児童に2粒ずつ、振る舞われた。6年生の細矢真央さん(11)は「みんなで食べるのを楽しみにしていました。甘くて酸味があってとてもおいしかった」と笑顔で級友たちと初夏の味覚を楽しんだ。【竹内幹】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。