非常に激しい雨をもたらす線状降水帯の「半日前の予測情報」について、気象庁は28日から原則として都道府県単位での発表を実施します。

 線状降水帯について現在、気象庁が発表している「予測情報」は、発生の半日前に「東海」や「四国」といった地方ごとに出されていますが、今月28日午前9時から原則として「都道府県単位」に絞り込んだ運用を始めます。

 離島などでエリアが広い北海道や東京都、鹿児島県、沖縄県ではより細かく発表されるということです。

 「予測情報」を都道府県単位に絞り込むことで、防災行動をより強く促すのが狙いです。

 新たな運用では、線状降水帯が発生する際の「見逃し」を「3回に2回程度」から「2回に1回程度」に減らせるということです。

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