12日、各地で夏を先取りする暑さになった一方で、西日本では今年一番の雨を観測した地域もあった。13日午前10時時点では、関東など東日本の太平洋側で雨や風が強まっていて、13日夜にかけて大荒れの天気が続く見込みだ。

■「母の日」に感謝の贈り物

 母の日の12日、関東や東北などで25℃以上の夏日が続出した。銀座では、こんな光景がみられた。

 12日は母の日ということで、親子連れで買い物を楽しんでいる人もいた。カーネーションを持って仲良く歩く母と娘。母の日デートを楽しむ人もいた。

20代
「母の日用のブーケですね」

20代
「1日15本限定のスペシャルチーズケーキが、最後の1個だったので買ってきた。普段は言えないが、ここまで育ててもらってありがたい」

親子
「(Q.プレゼントは?)これだけ。弱いですかね」
「泣きました」
「(Q.どんな気持ち?)感慨深い。親だとする方だったじゃないですか」

 お祝いされたのは、こちらのお母さんも…。和歌山県・白浜町にあるアドベンチャーワールドのお母さんパンダ「良浜(ラウヒン)」。プレゼントされたのは、ニンジンで作られたカーネーションだ。

来園客
「これまで大きな病気をすることなく、元気に過ごしてくれてうれしい」

■活発な前線が…列島通過

 各地で温かなムードに包まれた母の日だったが、鹿児島県・種子島では、今年一番の激しい雨を観測。また先月、震度6弱の地震があった愛媛県では、大雨警報が発表された。

 西日本で大雨をもたらした前線の雨雲は、13日は関東など東日本に接近。朝の関東では横殴りの雨の中、職場に向かう人々の姿があった。

 関東から東北の太平洋側を中心に、13日夜にかけて雨風ともに強まる荒れた天気が続く見込みで、道路の冠水や交通機関の乱れなどに注意が必要だ。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年5月13日放送分より)

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