大阪府吹田市の市立小学校で10日、4年生50人分の給食が届かなかった。この日の献立はチャーハン、ギョーザ、中華スープ、牛乳。学校全体で少しずつシェアして対応したものの、ギョーザは1人2個の予定が、4年生は1個だけになってしまった。
この小学校によると、チャーハンや中華スープは学校全体の余りを集めたり、教職員の分を減らしたりして4年生の分を確保した。牛乳は教職員や欠席した児童の分で50人分をそろえることができた。しかし、ギョーザは予定の半分の1個しか提供できなかった。
10日午前、4年生は社会科の校外学習に出かけた。1週間前、学校の事務職員が、4年生は弁当を持っていくと勘違いしてしまい、給食を作る業者に50人分を注文しなかった。10日朝にミスが分かった。
給食担当の事務職員と4年生の教員との確認不足が原因だという。校長は「給食を発注する事務職員と各学年の職員と、互いに確認を徹底したい」と話した。【砂押健太】
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