水俣病患者らとの懇談中に被害者側のマイクを切った問題を受け、伊藤環境大臣は懇談の回数を増やすなど、水俣病に対する体制を強化する考えを示しました。

伊藤環境大臣
「この問題が(数十年経っても)終わっていない。責任は環境省に多くあると思う。(大臣以下)環境省の幹部・担当の各レベルで現地を訪問し、懇談する機会を多く作りたい」

 1日に熊本県での懇談で発生した問題を巡り、伊藤大臣は10日午前、環境省の水俣病担当者を増やすなどして対応し、「今までの姿勢をしっかり検証したい」とする考えを示しました。

 また、マイクを切られた人らに対し、「制限時間を守れ」などと意見が来ていることを問われると、「悪影響が出ないようにしたい」と述べました。

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