東京・新宿区のマンションで25歳の女性を殺害したとして、9日に送検された和久井学容疑者(51)。以前、自ら警察署を訪れ、女性について相談していたことが分かりました。
■父親の許可得て 容疑者の部屋へ
和久井容疑者の自宅に家宅捜索が入りました。ANNのカメラは8日、父親立ち合いのもと、その自宅内で取材を行っていました。和久井容疑者の部屋だという一室。最も目をひく場所に飾られていたのは、K−POPアイドルのポスターです。また、棚には車やバイクの模型も飾られています。
さらに、今回の事件との関連は分かりませんが、女性の姿がプリントされた4本のシャンパンボトルも。これは、ガールズバーやキャバクラ店などで使われる“オリシャン”と呼ばれるオリジナルのシャパンだとみられます。
■「お金を返してほしくて待ち伏せ」
ガールズバーなどを経営していた平澤俊乃さんとは、4年前に知り合ったと供述しているという和久井容疑者。
和久井容疑者
「ガールズバーの経営を応援するために1000万円以上のお金を出した。車を売ったり、バイクを打ったりしてお金を工面した」
和久井容疑者は、平澤さんへのストーカー規制法違反で逮捕されたことも明らかになっています。しかし、その直前には和久井容疑者が川崎市の警察に相談していたことも新たに分かりました。
和久井容疑者(神奈川県警によると)
「お金を返してもらいたくて女性を待ち伏せなどしたら警察から注意を受けた。被害に遭っている私はストーカーと言われなければならないのか」
捜査関係者によりますと、警察署からは「相談を受けたのみで何かをしたという報告は上がってきていない」といいます。
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