今年に入って、千葉県柏市やその周辺で、自転車が走行中の車の前に飛び出すような様子が目撃されていました。
撮影者:「対向車に対してフェイントをかけると言ったらいいのか。クイっと曲がって、接触するかしないかぐらい。2〜3分くらい、やっていたと思います」
通報は42件に上っていました。警察が関連を捜査しているのが、9日に逮捕された36歳の男です。
先月15日反対車線を走行する車の運転を妨害した疑いで逮捕されたのは、無職の成島明彦容疑者。過去に2度、同様の自転車による妨害運転で有罪判決を受けていました。当時住んでいた埼玉県桶川市では、住民から“ひょっこり男”などと呼ばれていました。
判決では「嫌がらせをすることによる快感を味わいたいなどと身勝手極まりない」と指摘。懲役8カ月の実刑判決を受け、刑に服したにもかかわらず、今度は千葉で同様の犯行を繰り返したということなのでしょうか。
逮捕された成島容疑者は、柏市のアパートに住んでいました。住民によりますと、引っ越してきて半年も経っていなかったといいます。
迷惑行為を目撃した人:「蛇行している感じで、スピードは出してたと思う。結構、夜遅い時間に見かけたことがある」
近所の住民:「車で通勤しているので、何かあったら心配だった。(容疑者が)捕まって安心した」
成島容疑者とみられる危険な運転を撮影した男性。
撮影者:「逮捕されてよかった。迷惑だと思う。スリルを味わうような感じもあって、とても危ない運転はしてるかなと」
成島容疑者は「自転車に乗っていただけで、対向車に危害を及ぼすような運転はしていない」と容疑を否認しています。
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