発砲から5時間後も規制が続けられる現場では警察犬も出動し、発砲した男の行方を捜していました。

近所の人
「怖いですね。こんな所で発砲するなんて思わない」
「早く捕まってほしいなと思います」

 8日午前2時40分ごろ、東京・調布市の住宅街近くで発砲事件が発生しました。近所では大きな音が聞こえたといいます。

近所の人
「すごい怒鳴る感じの声でした。1人だけです。男の人の声と『パンッ』という感じの音が聞こえて」

 何があったのでしょうか。発砲の直前、交通トラブルが起きていました。

 40代の男性が運転する車が交差点で右折しようとしたところ、右から来たワンボックスカーとぶつかりそうになりました。互いにクラクションを鳴らすトラブルが発生しました。

 男性はそのまま右折して直進、120メートル先で信号待ちとなりました。すると、先ほどぶつかりそうになったワンボックスカーがUターンし追いかけてきたうえ、追い越して止まります。

 車を降りた2人はもみ合いになります。ワンボックスカーから降りたのは40代くらい、やせ型の男。ジャージに野球帽、眼鏡を掛けていたといいます。

 このもみ合いのなか、男が取り出したのが拳銃のようなものでした。「殺すぞ」。こう言って拳銃のようなものを突き付け威嚇してきた男。そして、ついに発砲。

 男は発砲後、車で北方向に逃走しました。

 発射された弾丸は、トラブルに巻き込まれた男性や車にも当たっていないといいます。

 警察は殺人未遂事件として捜査していて、男は拳銃のようなものを持ったまま逃走を続けています。

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