【名護】「ゴーヤーの日」の8日、「ゴーヤーの里」を宣言している名護市中山区で第18回ゴーヤー祭りが開かれた。朝採れゴーヤー約580本が用意され、1本58円の5本セット(290円)が午前と午後の部の2回に分けて販売された。午前の部は祭りの開始前から長蛇の列ができ、わずか5分で売り切れた。

 また毎年恒例の「ゴーヤーそば定食」も580円で提供。ゴーヤーを練り込んだ麺に素揚げがトッピングされたそばと、ゴーヤーを使った和え物、ジューシーに来場者が舌鼓を打った。

 名護市大南から来た岸本悦子さん(87)は開場30分前から並んでゴーヤーをゲット。そばを頬張りながら「今日の夜もゴーヤーチャンプルーを作ろう」とゴーヤー尽くしの1日を満喫した。

 川野圭輔区長(34)は「地域一丸となって年間15トンのゴーヤーを生産している。県内唯一のゴーヤーの里として、地域とゴーヤーの素晴らしさを発信したい」と話した。(北部報道部・松田駿太)

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