能登半島地震の影響で東京都内に避難している石川県輪島市の日本航空高校石川で、入学式を控えた新入生が到着しました。

 能登空港に隣接する日本航空高校石川は地震で被害を受けたほか、敷地が現在も災害復興拠点として使用されています。

 学校を運営する日本航空学園は、先月から東京・青梅市にある明星大学のキャンパス跡地を無償で借り受けて、2年生・3年生の対面授業を再開しています。

生徒
「親元を離れるのが今まで経験ないので、そういったところですごく不安ですけど、それ以上に楽しみな気持ちもある」

母親
「誰も予想できなかった地震があって、すごく大変なことでしたけど、すぐ準備して対応できるのはびっくりしたし、うれしいし、いろいろ不安ですけど、こういう状況を見ると安心」

 6日午前に開かれる入学式を前に新入生と保護者が青梅市のキャンパスに到着し、制服の採寸など新生活の準備を進めました。

 6日の入学式では214人の新入生が日本航空高校石川に加わり、全校生徒およそ600人がそろった避難先での学校生活がいよいよ始まります。

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