北朝鮮による拉致の解決に向けてアメリカで支援を求めた被害者家族らが帰国し、家族会の横田代表は「実りある効果が出る感触を受けた」などと話しました。
横田拓也さん(55)
「私個人としては (北朝鮮と日本の)リアルタイムのご理解を得られたということ。アメリカ政府なり国際社会が北朝鮮に向けて様々な制裁の枠組みを作っていくうえでも、実りある効果も出てくるんじゃないかというような感触を受けました」
アメリカを訪問した被害者家族会や議員連盟は、ゼヤ国務次官や人権委員会の事務局長など政府・議会の要人と面会しました。
家族会の横田代表らは「親世代が存命の内に帰国が実現するならば、日本の北朝鮮への人道支援に反対はしない」という運動方針の説明や、被害者家族が高齢になっていることを話しました。
横田早紀江さんは88歳、有本明弘さんは95歳になりました。
家族会は今後、韓国を訪れ、韓国政府や拉致被害者との連携を強める考えがあることを示しました。
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