ゴールデンウィークの混雑がピークを迎えるなか、番組は4時間超えの行列をつくる人気店や30キロ近い渋滞を取材。そこには、休みでも家族のために奮闘するお父さんの姿がありました。
■原宿・人気のタピオカ店 娘と4時間待ち
原宿の竹下通りは大混雑 この記事の写真絶好の行楽日和となった3日。東京・原宿の竹下通りは、前に進むのがやっとのほどの大混雑となりました。
ベビタピ トーキョー原宿店長さ150メートルほど、最大で4時間待ちの大行列となっていたのは、タピオカドリンクの人気店「ベビタピ トーキョー原宿店」。並んでいる人たちの多くは、小学生とその親たちです。
葛飾区からの家族「(Q.何時間待っている?)2時間ないくらい」
「(Q.パパに頼んだ?)うん」 町田市からの家族
「もしサインをもらえたらと」 スタッフはSNSで小中学生に大人気のインフルエンサー
実は、この店のスタッフはSNSで小中学生に大人気のインフルエンサーなのです。
インフルエンサー店長・しなこ動画を見てファンになった子どもたちが、お店で本人に会いたいと、親に頼み込んで訪れているのです。
町田市からの家族「(Q.行列は大変?)大変じゃない。子どものためなので」 “看板”持つのもお父さん?
一方で、長時間の並びに少々お疲れ顔のお父さんもいました。
整理券の配布が終了したため、午後1時すぎには受け付けをストップ。最後尾で受け付け終了の看板を持っていたのは、最後尾に1人で並んでいた客の男性でした。
最後尾の客「スタッフの方が忙しいみたいで、『これ以上(客を)入れないでくれ』と」
「(Q.子どもは?)子どもと妻は竹下通りで食べています」
「(Q.あと何時間待つ?)分からない。しょうがないです」 夢のような体験に目を輝かせる子たちたち
子どものために1人並ぶお父さん、長い待ち時間も苦にせず、夢のような体験に目を輝かせる子たちたちですが、親からは…。
静岡からの家族「もう一回行きたい。明日も行きたい」
「明日はなし」
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■渋谷・話題の生ドーナツ店 2時間待ち行列■渋谷・話題の生ドーナツ店 2時間待ち行列
I’m donut?渋谷店大行列は渋谷でも…。開店前から、2時間待ちの長蛇の列ができていたのは、SNSで話題の生ドーナツの店「I’m donut?渋谷店」です。
行列2番目の客「朝の9時ごろから(並んでいる)。実家に帰るが、両親がここのドーナツ好きで」 宮城県からの客
「宮城から来ました。前に何回かチャレンジした時は、間に合わなくて。売り切れで、ダメだったので」 不思議な食感
生ドーナツの人気の理由は、不思議な食感です。
溶けるような食感にカボチャを練り込んだ生地を高温でさっと揚げることで、溶けるような食感になるそうです。
2時間待って、ようやく手にした生ドーナツに…。
客「達成感」 行列2番目の客「達成感。ようやく手に入れた感はすごいです」
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■渋滞30km お父さん疲弊…3時間遅れ到着■渋滞30km お父さん疲弊…3時間遅れ到着
中央道で29キロの渋滞が発生一方、長蛇の列は、高速道路上でも見られました。中央道では3日午前11時ごろ、29キロの渋滞が発生していました。
母・ひろみさん(43)「渋滞18キロ。120分!?うそでしょ」 後藤さん家族
こう話すのは、小学6年生の息子と小学4年生の娘がいる、4人家族の後藤さんです。
目的地に午前10時ごろ到着予定が…午前7時半に世田谷区の自宅を出発し、午前10時すぎには目的地である山梨県大月市のキャンプ場に到着する予定でした。
ところが、渋滞の影響で午前9時半になっても、まだ半分の距離も進めていないのです。
母・ひろみさん「また渋滞するんじゃない?」 妹・はなちゃん(10)
「もー最近、渋滞しすぎ」 兄・陽くん(11)
「宙に浮いて行ければいいのに」 ハンドルを握る父にも疲れの色が…
ハンドルを握る父・拓さん(48)にも、疲れの色が見えてきました。
一息つけるかと思いきや…午後1時、予定より3時間遅れでキャンプ場に到着。運転を頑張ったお父さん、やっと一息つけるかと思いきや…。
母・ひろみさん「どうしようか」 妹・はなちゃん
「まずテント張ろう」 父・拓さん
「休憩しないの?」 妹・はなちゃん
「休憩しないよ。早くテント張りたい」 1時間以上かけテント完成
娘の要望ならばと、疲れた体にムチ打ち、1時間以上かかって、テントが完成しました。
父・拓さん「(Q.一仕事終えた?)そうですね。もうあとは、ゆっくりします」
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■30km渋滞 移動に6時間…到着は予定の2倍■30km渋滞 移動に6時間…到着は予定の2倍
梅森さん家族一方、中央道で静岡県富士宮市のキャンプ場を目指すのが、4人家族の梅森さんです。
道中は様々なトラブルが…日花瑠ちゃんはまだ1歳のため、道中は様々なトラブルが起きました。
予定の2倍、6時間かかって目的地に到着渋滞にはまり、予想外の長時間運転になりました。結局、予定の2倍、6時間かかって目的地のキャンプ場に到着しました。
休む間もなく…しかし、休む間もなく、テントの設置と食事の準備に追われます。
やっと一息つく時間そして、ようやく…出発からおよそ8時間。お父さんに、やっと一息つく時間が訪れました。
母「パパのおかげで、安全運転で来てくれたから。無事に着いて、ありがとうございました」
(「グッド!モーニング」2024年5月4日放送分より)
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