福岡のゴールデンウイークを彩る「第63回博多どんたく港まつり」が3日、福岡市中心部で開幕した。華やかな踊りや演奏を披露する人たちのパレードが、沿道を埋める観客たちを楽しませた。
「どんたく」の名は、オランダ語で休日を意味する「Zondag(ゾンターク)」に由来するという。パレードは平安時代に始まったとされる民俗行事「博多松(まつ)囃子(ばやし)(国重要無形民俗文化財)」の一行を先頭にスタート。新型コロナウイルスに伴う中止や縮小開催を経て、今年は5年ぶりにコース沿いの水上公園内に有料の「観光桟敷席」が復活した。
パレードには県内外の企業やグループなど191団体の約1万7000人が参加。4日はフィナーレの総踊りがあり、主催者は2日間で計約200万人の人出を見込んでいる。【長岡健太郎】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。