埼玉県川口市で男性が男から暴行を受けて死亡した事件で、男性はベトナム人で、死因は複数の刺し傷などによる失血死であることが分かりました。

 29日午後9時ごろ、川口市朝日のマンションで男性が男から暴行を受けて搬送先の病院で死亡しました。

 警察は死亡した男性について、ベトナム国籍の土木作業員、ズオン・テ・ゴさん(33)と明らかにしました。

 ズオンさんの上半身には刃物で刺されたような傷が複数あり、死因は失血死でした。

 また、警察は30代のベトナム国籍の男を不法残留の疑いで逮捕しました。

 警察は現場周辺の防犯カメラの映像や目撃情報などから、この男がズオンさんの事件について何らかの事情を知っているとみて調べています。

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