東京・品川区の小中学校の校庭で、釘などの金属およそ5000本が見つかったことが分かりました。
今年1月、品川区の区立小学校でサッカークラブの活動をしていた児童1人が校庭でけがをしました。
区によりますと、スライディングをした際にひざを10センチ程度切りましたが、地面に埋まっていた金属のペグ状のものが原因でした。
これを受けて、区は土や天然芝の校庭を持つ区内の小中学校23校で安全点検と除去作業を実施しました。
30日、その結果が発表され、先月末までに校庭に埋まっていた釘やペグ状の金属がおよそ5000本、ガラス片やコンクリート片などが2700個ほど見つかったことが分かりました。
今後、区では金属のペグなどの校庭での使用を原則として禁止することや、利用する前に安全確認をするなどで再発防止に努めていくということです。
画像:品川区提供
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