各地で多発している「SNS型投資詐欺」で、兵庫県加古川市の40代の女性が計約5120万円の被害に遭ったと29日、兵庫県警加古川署が発表した。
同署によると、パート従業員の女性(49)は交流サイト(SNS)の「インスタグラム」で知り合った人物に、2月下旬ごろから「金の取引が安定した投資」などと投資話を持ちかけられた。
その後、女性は相手の指示に従い、金の購入名目としてインターネットバンキング経由で現金10万円を振り込んだ。さらに、携帯電話にダウンロードした投資アプリで3月25日~4月28日の間に、暗号資産計約5110万円分を購入のうえ送金し、だまし取られた。
女性が出金しようとした際、暗号資産の取引所とされる側から「認証金」として2100万円を求められたため、不審に思って家族に相談し発覚した。
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