栃木県那須町の河川敷で16日に焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は29日、死体損壊容疑で住所職業不詳の容疑者(28)を新たに逮捕した。沖縄県で確保した。逮捕者は2人目で、指示役とみられる。他にも複数の人物が関与したとみており、実行役とみられる2人組の行方を追っている。
21日に同容疑で逮捕された容疑者(25)は「知人から遺体の処理を頼まれ、ガソリンや粘着テープなどを指示されて買った。名前は言えない」「報酬をもらった」などと供述した。
捜査本部はこの知人が28歳の容疑者とみており、防犯カメラなどの捜査で16日未明に東京都内で2人が会ったことを確認していた。
捜査関係者などによると、容疑者が沖縄県にいることが分かり、28日午後に那覇空港で捜査員が任意同行を求めた。29日に県警豊見城署で逮捕し都内に移送した。県内に数日間潜伏していたとみられ、国内の別の場所に向かう航空券を所持していた。捜査本部は認否を明らかにしていない。
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