宇佐神宮(大分県宇佐市)で、正月向けの破魔矢作りがピークを迎えた。11月初旬から神職やみこが製作を始め、年末までに1万本以上を作る予定。
破魔矢は、70~130センチ(1500~5000円)の全6種。来年のえと、巳(み)の絵馬やツバキの造花、鈴などが付けられており、22日から販売する。3日は、みこ3人が鈴の音が響く静かな部屋で、丁寧に作業を続けた。柴田遥加さん(20)は「厄よけや家内安全を祈りながら作っています」と話した。
約40万~50万人の参拝客が見込まれる三が日は、周辺道路の交通が規制される。創建1300年を迎える2025年は、元旦から記念のお守りを販売する他、年間を通じてさまざまな記念行事を開催する予定。【神山恵】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。