ドリカムのデビュー35周年を記念したオリジナルパーカ姿に変身したナナちゃん人形=名鉄百貨店提供

 名古屋駅前の待ち合わせスポットとして有名な巨大マネキン「ナナちゃん人形」(身長約6メートル)が、人気バンド「DREAMS COME TRUE(ドリカム)」のデビュー35周年を記念したオリジナルパーカ姿に変身し、道行く人たちの注目を集めている。10日まで楽しめる。

 ナナちゃんが立つ名鉄百貨店(名古屋市中村区)は今年開業70年を迎えたことを記念し、デビュー35周年のドリカムとのコラボ企画を展開。今月7~8日と28~29日に愛知県国際展示場(常滑市)で開催されるドリカムのライブをPRするため、ナナちゃんを特製衣装に変身させた。

 特製衣装は、胸元にドリカムのロゴなどが書かれた黒のパーカに、ピンクのフェイクファーを使った帽子とスカート、レッグウオーマー、ショートブーツを合わせた冬の装い。

 同百貨店によると、ドリカムのボーカル・吉田美和さんは名古屋を訪れてナナちゃんを見るたびに「また名古屋に来ることができた!」とうれしくなり、名古屋でのライブの心の支えにしてきたという。広報担当の上村嘉臣さんは「名古屋のシンボルとして認知していただけて、ありがたい限り」と話す。

 同百貨店メンズ館1階特設会場では10日まで、オリジナルパーカやツアーグッズなどを特別販売。パーカはXLサイズのみ、9900円(税込み)。【梶原遊】

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