衆議院選挙で運動員に報酬を支払う約束をしたとして候補者ら2人が逮捕された事件で、アルバイトをした女性が「陣営は違反の自覚があった」と話しました。

 10月の衆院選に東京26区から立候補し落選した田淵正文容疑者(66)ら2人は、選挙運動員である4人に対して、報酬として時給1500円を支払う約束をした疑いが持たれています。

 公職選挙法では運動員への報酬は原則禁止となっています。

報酬もらう約束でアルバイトした女性
「最初に言われてたのは証紙貼りのバイト。違う内容(ビラ配りなど)もさせられるようになった。アルバイトってことは言わないでほしい、ボランティアって答えてくれと言われましたね。(田淵陣営は)違反行為に当たるものをやっているという自覚は、確実にありました」

 警視庁は、この女性を含む複数の運動員から任意で話を聞くなど捜査しています。

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