能登半島地震発生から1日で11カ月です。石川県輪島市の町野町にある唯一のスーパーが、先月30日、11カ月ぶりに通常営業を復活させました。

 もとやスーパーは、地震による停電の影響で生鮮食品の販売ができず、9月の豪雨では店舗が水に浸かる被害に遭いました。

 およそ2カ月間、テントなどで仮営業をしながら、支援物資の配給や炊き出しの会場として住民を支えてきました。

 生鮮食品の販売など、地震前の状態に戻っての営業は11カ月ぶりです。

もとやスーパー 本谷一知社長
「(豪雨被害から)2カ月でこれだけのお店ができたのは、僕ひとりの力では、まずなし得ない。目に見えない色んな人の想いが重なって、こういう奇跡を生んだと思う」

 当面、日の出から日没まで無休で営業します。

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