おととしに起きた観光船の沈没事故を受け、北海道斜里町では新たな安全対策を導入し、今シーズンの観光船の営業が始まりました。
今月28日から運航を始めたのは斜里町ウトロを拠点とする会社の小型観光船2隻です。
「KAZU1」の沈没事故から2年を迎え、この運航会社ではGPS（全地球測位システム）を活用して近くの船などに救助を求める発信器が新たに導入されました。
乗客
「初めて知床に来たんですけど、すごく景色も良くて、クマも見られたので楽しかった」
「（事故を受けて）整備されているみたいだったので、あまり不安には思っていなかった」
午後の便には30人が乗船し、知床半島の絶景を楽しみました。
※「KAZU1（ワン）」は正しくはローマ数字
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