28日は全国的に高気圧に覆われ、行楽日和となりました。関東で今年初めて30℃以上の真夏日を観測するなど、各地で4月としては季節外れの暑さになりました。

■季節外れの暑さ 関東で初の真夏日

 最高気温31℃を記録した埼玉県鳩山町では暑さの影響でしょうか、外に設置されている席には誰も座っていません。人が集まる地元の野菜直売所、休憩するなら店の中へ。

 今年のゴールデンウィークは暑さとの戦いとなりました。

 それでも元気になれるイベントは盛沢山。今年一番の暑さとなった東京です。恐竜の着ぐるみで走る「ティラノサウルスレース」。見た目以上に、きついようで…。

女の子
「(Q.大丈夫?)暑すぎる」

 心配なのは熱中症です。親たちも暑さ対策に余念がありません。

母親
「(Q.どんな暑さ対策を?)半袖、飲み物、タオル、帽子」
「(Q.(水筒)1本で足ります?)全く足りず、もう空になっている」

 どれだけ暑いのか、駒見アナウンサーもこのレースに参戦。剣道二段で体力には特に自信があるということですが、結果は6人中3位。皆、条件は同じですが、こんな言い訳を…。

駒見アナウンサー
「レース始まる前から滝のように汗が流れてきて。それで体力使っちゃいましたね」

 暑さのなかで捧げる祈り。東京・浅草の浅草寺です。集まった人々の目当ては熱い取り組みではありません。

 先に泣いた方が“勝ち”の泣き相撲。“健康でたくましい子どもに育つように”との願いが込められています。

親子3代で参加の人
「32年前に私が出場しました。勝ちましたか?勝ちました。健康です」

 日差しが強かったこともあり、それを避けるようなレジャーも人気でした。

 28日は今年最多となる35地点で30℃以上の真夏日を観測。25℃以上の夏日地点も500を超えました。

 京都市で4月に真夏日となるのは12年ぶりです。観光を楽しむには体力も求められます。

山口県から来た小学生
「初めて京都に来たが、こう暑いと歩きたくなくなる」

 日傘にアイスが観光客のよりどころとなっていました。

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