■関東の荒天は朝まで 太平洋側は天気回復&気温上昇
きのう26(火)から27(水)朝にかけて、前線を伴った2つの低気圧が列島を通過し、全国的に荒れた天気となりました。静岡県では局地的に11月の観測史上最大の非常に激しい雨が降り、神奈川県や千葉県では一時的に大雨警報も発表されました。
ただ、朝の通勤通学の時間には雨が止んだ所が多く、日中は関東の広い範囲で雨上がりの青空が広がりそうです。
この低気圧や前線の影響で、関東付近には南から暖気が流れ込んでいるため、きょう27(水)は日差しとともに気温が上がり季節外れの暖かさになるでしょう。
関東では、平年より5℃以上も高い20℃以上の所が多くなり、10月並みの陽気になりそうです。厚着をしすぎると汗ばむ体感ですので服装にご注意ください。
前橋 23℃(+9℃)
宇都宮 20℃(+6℃)
東京 21℃(+6℃)
銚子(千葉) 22℃(+6℃)
小田原(神奈川)22℃(+6℃)
静岡 23℃(+6℃) 関東は20℃超が続出 季節外れの暖かさに
■日本海側は広く雷雨や強風に注意
一方、日本海側は次第に冬型の気圧配置になり上空寒気が流れ込むため、雨が降ったりやんだりで傘が手放せないでしょう。大気の状態が不安定で、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。
また、きょう27(水)は全国的に気温が高いため、北海道でも雪ではなく雨になる所が多いですが、あす28(木)以降は次第に寒気が流れ込み、北海道や東北北部で雪エリアが広がりそうです。関東甲信の山沿いでも週末にかけては雪が降り積もる所があるでしょう。
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■あす28(木)太平洋側は晴れて空気乾燥 寒さ控えめ■あす28(木)太平洋側は晴れて空気乾燥 寒さ控えめ
あす28(木)は、やや西に偏った冬型の気圧配置で、日本海側には引き続き雨雲や雪雲が流れ込みやすいでしょう。一方、太平洋側は晴れて、空気が乾燥し、絶好の洗濯日和となりそうです。
太平洋側には、まだそれほど強い寒気が流れ込まないため、28(木)の予想最高気温は、東京は19℃、横浜18℃、千葉19℃など、いずれも平年より4℃前後高い予想で、寒さは控えめでしょう。
ただ、朝晩は冷えて、一日の中で気温差が大きくなりますので、体調管理に十分ご注意ください。
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