福岡市中央区保健福祉センターなどは27日、同区の飲食店「天神華都飯店」でシジミのしょうゆ漬けを食べた客38人が、下痢や発熱などの症状を訴え、うち9人の便からノロウイルスを検出したと発表した。センターは、同店を27日午後1時から1日間の営業停止処分とした。
センターによると、症状があった客は17日か19日に、前菜として提供されたシジミのしょうゆ漬けを食べていた。味見をした従業員7人の便からもノロウイルスが検出された。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。
二枚貝は85~90度で90秒以上加熱する必要があるが、同店では60度の低温で調理していた。店を利用した客から22日にセンターへ連絡があり、発覚した。【日向米華】
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