米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手（２９）の通訳だった水原一平容疑者（３９）が違法賭博の借金返済のため、大谷選手の口座から胴元側に１６００万ドル（約２４億５０００万円）以上を不正送金した銀行詐欺容疑で米連邦地検が訴追したことを受け１１日、ファンからはあまりに高額な金額とその手法に戸惑いの声が上がった。
水原容疑者は送金のため大谷選手になりすまして銀行に電話した疑いがある。ロサンゼルス近郊に住む４０代の日本人女性は「正当な裁きを受けてほしいが、地位や名誉を確立していた方がなぜこうなってしまったのか」と残念がった。
昨季まで大谷選手が在籍したエンゼルスのファンもショックを受けた様子。試合のなかったエンゼルスタジアムのグッズショップを訪れたステーシー・クルーシャルさん（５３）は「想像を絶する金額。私だったら２００ドルがなくなっただけでもパニックに陥る」と驚きを隠せなかった。（共同）
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