能登空港に到着し、石川県の馳浩知事(右奥)らの出迎えを受けられる天皇、皇后両陛下=12日午前、石川県輪島市

天皇、皇后両陛下は12日、能登半島地震の被災者を見舞うため、石川県に入られた。同県穴水町と能登町を日帰りで訪問される。両陛下は3月22日にも輪島市と珠洲(すず)市を訪問しており、今回の地震の被災地お見舞いは2度目。

両陛下は12日朝、皇居をご出発。羽田空港では、搭乗した特別機のエンジンに不具合があり、予備機に乗り換えるトラブルがあったが、午前11時半ごろ、能登空港(輪島市)に到着された。自衛隊のヘリや、マイクロバスを乗り継いで両町の被害の大きかった地域を視察し、避難所に身を寄せる人たちと直接、交流される。

両陛下は前回訪問した輪島、珠洲両市以外の地域についても、困難な状況にある被災者を案じられていたといい、宮内庁と県は、改めて訪問先を検討。奥能登地域の厳しい被災状況を踏まえ、穴水町と能登町を見舞われることになった。

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