27日午前11時40分ごろ、沖縄県糸満市の大度海岸沖で「救助を求めている人がいる」と118番通報があった。

 那覇海上保安部によると、沖合200メートル付近で、友人2人とシュノーケリングをしていた那覇市の40代男性が引き波の影響で岸に戻れなくなり、溺れそうになった。その後、友人2人が男性を引っ張り、近くのリーフまで引き上げたという。通報を受けた第11管区海上保安本部のヘリが男性を吊り上げて救助し、意識のある状態で本島南部の病院に搬送された。命に別条はない。

 現場の海岸は、岸から沖へ向かう強い流れ「離岸流(リーフカレント)」が発生しやすいという。那覇海保は離岸流の影響を受けた可能性を含め、事故原因を調べている。

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