来年4月から始まる「大阪・関西万博」を前に、警察庁の露木長官が建設途中の会場を視察し、「警備の責任者として、全力を尽くす」などと決意を述べました。
警察庁 露木康浩長官
「警備の責任者として今回視察を致しまして、警備の万全を尽くすという決意を新たにしたところであります。今回の万博警備は総じていえば、大変複雑かつ困難なオペレーションになるのではないかと思います」
来年4月から始まる「大阪・関西万博」は、184日の期間中に国内外の要人を含めておよそ2800万人の来場者が見込まれています。
19日、警察庁の露木長官は建設途中の万博会場などを訪れ、「海外では安全保障を巡る情勢が非常に厳しくなっている」とし、「国際テロの脅威が現実のものになっている」と述べました。
そのうえで、サイバーテロやソウル・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故が起こらないよう、万博主催者などとも連携し、一丸となって警備にあたっていくとしました。
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