北海道の鈴木知事と北海道猟友会の堀江会長は18日午後、環境省を訪れて小林副大臣と面会し、市街地での猟銃によるクマの捕獲を条件付きで可能とする法改正を早期に実現してほしいと要望しました。
クマの捕獲を巡っては、2018年に砂川市の男性が警察官の立ち合いのもと、市街地でクマに向けて猟銃を発砲しましたが、その後、公安委員会から猟銃免許を取り消されました。
男性は処分の撤回を求めて札幌地裁に提訴し、訴えは認められましたが、札幌高裁は先月、男性の訴えを棄却しました。
この判決に対し、鈴木知事らは現場のハンターから懸念の声が上がっているとしたうえで、環境省が作業を進めている市街地での猟銃によるクマの捕獲を条件付きで可能とする鳥獣保護管理法の改正を早期に実現してほしいと要望しました。
小林副大臣からは「ハンターの気持ちを反映できるようにしたい」と前向きな回答があったということです。
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