石川県庁=金沢市で、日向梓撮影

 石川県は18日、能登半島地震から1年を迎える2025年の元日、輪島市の日本航空学園能登空港キャンパスで9月の豪雨による犠牲者らも含めて追悼する式典を開くことを明らかにした。遺族のほかに、石破茂首相や政府で災害対応に当たった岸田文雄前首相、地元6市町の首長らを招く方針。最大で震度7を観測した地震の発生時間(午後4時10分)に合わせて、黙とうをささげる。

 地震による死者のうち、建物の倒壊などによる直接死は石川県だけで確認されており、227人に上る。災害関連死はこれまでに235人(石川県229人、新潟県4人、富山県2人)の認定が決まっている。一方、能登豪雨では15人が亡くなった。【竹中拓実】

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