大津地検が入る大津びわ湖合同庁舎=戸上文恵撮影

 大津市の民家で5月、保護司の男性(60)を殺害したとして、大津地検は18日、無職の飯塚紘平容疑者(35)を殺人などの罪で大津地裁に起訴した。事件当時の精神状態などを調べる鑑定留置を実施し、刑事責任を問えると判断した。

 亡くなったのは新庄博志さん。飯塚被告は6年前のコンビニ強盗事件で有罪判決を受け、保護観察中だった。5年間の執行猶予期間中は新庄さんが担当保護司となり、立ち直りを支援していた。

事件を巡る主な経緯

 被告は5月24日夜から26日午後までの間、大津市仰木の里東6の新庄さん宅で、刃物で新庄さんを突き刺すなどして殺害したとして逮捕されていた。【菊池真由】

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