カンボジアを拠点に特殊詐欺をしていたとみられるグループの拠点責任者の男4人が成田空港に移送され、逮捕されました。被害額はおよそ30億円とみられます。
清原淳容疑者(30)、上田鴻志容疑者(27)、澤田昌哉容疑者(44)と鈴木清二容疑者(30)の4人は去年7月、介護職員を装って長野県の80代女性から現金275万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、4人はカンボジアを拠点に犯行に及んだ後、フィリピンに潜伏していましたが、7月に現地当局によって身柄を確保されていたということです。
フィリピンから移送中の飛行機内で逮捕され、今月18日午後2時半ごろ、成田空港に到着しました。
この事件を巡っては去年11月、「受け子」とみられる25人がカンボジアから移送されるなど、合わせて33人が逮捕されています。
埼玉など9道府県警の合同捜査本部は、このグループが29道府県で合わせて30億円ほどをだまし取ったとみて調べています。
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