法人税を脱税したとして法律事務所の代表の男が逮捕された事件で、男が逮捕前の調べに「脱税をしようと思ったわけではない」などと話していたことが分かりました。

 弁護士の鈴木康之容疑者(53)は、およそ1億1100万円の所得を隠し、法人税など2700万円ほどを脱税した疑いで15日に東京地検特捜部に逮捕されました。

 鈴木容疑者は事務所のコールセンターにシステムを導入する名目で架空の費用を計上していたとみられます。

 その後の関係者の取材で、鈴木容疑者が逮捕前の調べに、「脱税をしようと思ったわけではない。システムの導入をすでに頼んでいて、やってもらうつもりだった。嘘ではない」などと容疑を否認していたことが分かりました。

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