沖縄や奄美は大雨の恐れ
先週末は沖縄や奄美で線状降水帯が相次いで発生して鹿児島県与論町に大雨特別警報が出されるなど記録的な大雨となりました。原因は台風などに送り込まれた暖かく湿った空気(暖湿流)です。
15日(金)も先週ほどではありませんが沖縄や奄美付近には強い暖湿流が入り危険な雨の降り方となる恐れがあります。今年は大雨シーズンが長引いていて11月に入っても油断できません。土砂災害や浸水などに警戒してください。
また、沖縄の先島諸島は週末以降、台風が近づくことによる高波や強風にも注意が必要です。
激しい気温差 2日で季節2カ月進む
17日(日)ごろにかけて日本列島は暖気に覆われ季節外れの暖かさとなります。東北から九州にかけて20℃以上となり、広い範囲で11月中旬とは思えない陽気となりそうです。
17日(日)の予想最高気温仙台 22℃
福島 23℃
東京 20℃
名古屋 22℃
大阪 23℃
鹿児島 26℃
ただ、来週にかけては年末年始並みの寒気が流れ込み一気に気温は急降下します。日中の気温だけでなく朝の最低気温も東京などで今シーズン一番の寒さが予想され、関東甲信でも霜がおりる寒さとなりそうです。
19日(火)予想気温 最低/最高仙台 2℃/9℃
宇都宮 3℃/11℃
東京 6℃/12℃
長野 1℃/7℃ 前線通過で雷雨の恐れ
天気変化も激しく雷雨のち広く雪
週末から来週にかけて気温だけでなく、天気の変化も激しくなります。
17日(日)は低気圧や前線が北日本から西日本を通過して広い範囲で雷雨に注意が必要です。
そして前線の通過後、日本付近は冬型の気圧配置が強まり冬の寒気が流れ込んできます。北海道は17日(日)以降、警報級の暴風となり日本海側で吹雪となる恐れがあります。また、来週前半は北陸でも初雪となり標高の高い地域は雪が積もる所もありそうです。車の運転が欠かせない方は週末のうちにタイヤ交換をしておくとよさそうです。
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