千葉県八千代市の66歳の女性が銀行員を名乗る男らからの嘘の電話で約2100万円をだまし取られました。
警察によりますと、八千代市に住む66歳の女性のもとに銀行員をかたる男から今年7月25日から複数回にかけて「八千代市に製薬会社を作る」「八千代市在住の人に商品購入の権利がある」などと電話がありました。
女性は商品の購入を断りましたが、「権利を譲ってほしい」と言われ、女性が権利を譲ったところ、今度は製薬会社の職員をかたる男から「犯罪になるので通報します」と言われたということです。
また、警察をかたる男からも電話があり、「口座が凍結される」などと言われ、お金を一つの口座に入れるように指示されたということです。
女性は、この指示の通りに4回に分け、合わせて約2100万円を口座に振り込みました。
女性は疑いが晴れれば返金されると聞いていたものの、1カ月の期限が来ても返金されなかったため警察に相談したところ事件が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
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