相次いでいる連続強盗事件をめぐり、東京・葛飾区の住宅に押し入り現金などを奪った疑いで新たに男1人が逮捕されました。逮捕のきっかけは交際相手のある行動でした。
■交際相手が交番で「彼氏が関与」
この記事の写真 容疑者の交際相手 「うちの彼氏が葛飾の強盗に関与しているかもしれない」交際相手が4日、交番に訴え出たことで容疑者が特定されました。23歳の無職、本橋日尚太容疑者。一連の強盗事件で40人目の逮捕者です。
葛飾区に住む70代の男性が顔を殴られ、粘着テープで縛られたのは今月2日のこと。警察は、防犯カメラの捜査などから実行役を2人と絞り込みます。
1人は、現行犯逮捕された山内裕太容疑者(29)。10時間ほど現場に留まって金品を物色していました。
もう1人が本橋容疑者。何らかの事情で、いったん現場を離れていましたが、戻ると警察官がいたので逃走したといいます。犯行の最中は指示役と通話状態だったと供述しています。
本橋容疑者の供述 「金が欲しかった」Xで「即日バイト」と検索して闇バイトへと誘導されました。そして、人の家に入って物を盗んでくるよう指示されます。「空き巣は嫌だ」と伝えても「ここで引き下がるんじゃない」と脅されたといいます。
一連の強盗事件では、捕まるまで何度も犯行を命じられた実行役もいます。本橋容疑者は、彼女に救われたのかもしれません。
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■回収役の女「夫にお願いされた」■回収役の女「夫にお願いされた」
一方、横浜の強盗殺人事件で逮捕された容疑者は、家族のせいで巻き込まれた可能性も。
木本未穂容疑者(30)の供述 「夫から何度もお願いされて、引き受けてしまいました」捜査関係者によると、木本容疑者は奪った金の回収役とみられています。指示役とは「夫の仲介で知り合った」といった内容の話もしていて、警察は、夫が事件に関わったかについても調べているということです。
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