群馬県長野原町の元職員が会社役員とともに不正に水増しした請求書を使って町から約186万円をだまし取った疑いで逮捕されました。元職員の逮捕は5回目です。
長野原町の元職員で無職の嶋村隆弥容疑者(31)と会社役員の千野真一容疑者(49)はおととし12月、不正に水増しした請求書を長野原町に提出し、現金約190万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、嶋村容疑者は当時、長野原町の職員として建設課に勤務していて、千野容疑者は取引相手だったとみられます。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
嶋村容疑者はこれまでに町が管理するプリンターのトナーカートリッジ46万円相当を盗んだ疑いで2回逮捕されているほか、千野容疑者と共謀して不正な請求書を作り、町から現金をだまし取った疑いでも2回逮捕されていて、これで合わせて5回目の逮捕です。
警察は2人に余罪があるとみて捜査しています。
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