また闇バイトの犯行なのでしょうか。東京・三鷹で複数人が住宅に押し入りました。近所では「不審な訪問」が相次いでいたといいます。
■住民の首絞め 都内で複数人“強盗”
近所の人
「人通りはあまりないね。昼間だってあまりいないもん。誰もいないもんね。逃げるのに簡単。逃げるのにはすごく良い(場所)」
現場は田畑に囲まれた一軒家。すぐ横には木々が生い茂っています。30日未明、東京・三鷹の住宅に複数人が雨戸を壊すなどして押し入りました。
現場は東京・三鷹市の住宅街。京王線や中央線の走る中間あたりです。
近所の人
「変なのがいるからって防犯ベルを付けてお散歩に出たり、厳重に二重扉にしたり、窓ガラスも皆そういうふうにしたと言っていた。すごく警戒していた」
最初の通報は午前1時すぎ。
娘(38)
「父と母と3人暮らし。助けて、誰か侵入している。1階にいる」
家は38歳の娘と両親の3人暮らし。両親は1階で、娘は2階で寝ていました。3分ほどして、母からも通報が入ります。
母
「雨戸をこじ開けて入ってきた。男2人。夫が首を絞められた」
この家に少なくとも男2人が雨戸を壊すなどして侵入。女性の父親の首を絞めるなどしました。父親が大声を出したことなどから、犯人は現場から逃走しました。
事件との関連は分かっていませんが、三鷹市では数日前から不審者の情報をSNSで発信していました。
三鷹市のSNS
「首から身分証のようなものを下げた若い感じの男性が『遺産相続の相談承ります』『玄関から出てきて下さい』などと言って、訪問してきたという不審者情報がありました」
近所の人
「工事も何もやっていないのに、『すみません』と言ってピンポン、ピンポンと押して。皆、言っていますよ。屋根が壊れている、工事が入るなどでピンポンを押して、皆お互いに気を付けてと言っている」
住人にけがはありませんでした。これまでに盗まれたものなどは確認されておらず、警視庁が闇バイトと関連した事件の可能性も視野に、強盗未遂事件として逃げた人物らの行方を追っています。
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