フラフラ左右に揺れるオスプレイ。直後に事故が起きますが、この時に何が起きていたのでしょうか。
■オスプレイ“ふらふら”一体なぜ?
離陸したオスプレイがバランスを崩しながら高度を下げる様子。機体が左右に揺れて不安定な状態となり、左側の翼の一部が地面と接触して損傷しました。
この映像を見た専門家は…。
航空評論家 青木謙知さん
「オスプレイはヘリコプターモードの飛行モードになっていて、浮かび上がってすぐ左右にバランスを崩しているように見える。なぜフラフラするのか、揺れが起きてしまうのかとなると、これはオスプレイに限ったことではなくて例えば当時の風とか気流とか機体の整備状態とか、操縦操作が多少不適切であれば機体が揺れることもあるし、機体の中で物が動いたりすれば離陸の時に揺れることはある。こういったものを全部調べていかないと何が本当の原因なのか分かりません」
陸上自衛隊は原因を調査する方針で、対策を徹底するまでオスプレイの飛行を見合わせる方針を示しています。
航空評論家 青木謙知さん
「小規模な事故だが陸上自衛隊で何かあったかというと、(事故による機体損傷は)今回が初めてなので、そういう意味ではケースが少ない」
自衛隊のオスプレイは日米の共同統合演習の一環で与那国島に飛来していました。
沖縄県の玉城知事は…。
沖縄県 玉城知事
「海兵隊・米空軍、それから自衛隊がこの訓練でオスプレイを使うことに自粛するように申し入れしたにもかかわらず、やはりこのような事態になったということは大変、遺憾極まりないと言わざるを得ない」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。