東北電力は29日午後7時、宮城県にある女川原発2号機の原子炉を起動し、再稼働させました。

 女川原発2号機は東日本大震災で被災し、運転を停止していましたが、東北電力は再稼働へ向けて津波対策など安全対策工事を実施し、2020年には再稼働に向けた原子力規制委員会の審査に合格していました。

 全国では、これまでに12基の原発が再稼働していますが、東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ「沸騰水型」は初めてのことです。

 東北電力によりますと、女川原発2号機は今年11月上旬には発電を再開し、12月ごろには営業運転を再開する予定だということです。

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