9月の有効求人倍率は1.24倍で、前の月から0.01ポイント上昇しましたが、長引く物価高騰の影響で求人が出せない状況が続いています。

 厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す9月の有効求人倍率は1.24倍でした。

 前の月を0.01ポイント上回り、2カ月ぶりに上昇に転じたもののほぼ横ばいの状況です。

 物価高を背景に求職者やより良い条件を求め転職を希望する人が増えている一方、長引く原材料費や光熱費の高騰で、建設業や製造業を中心に求人が出せない状況が続いています。

 厚労省は「物価高騰の影響が続いている。今後の動向を注視していく」としています。

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