今年のノーベル平和賞の受賞が決まった日本被団協が、日本外国特派員協会で「被爆の実態を伝えていかなければいけない」と訴えました。
日本被団協 田中熙巳代表委員(92)
「今回の(ノーベル平和賞)受賞は全く心の準備をしておりませんでしたけど、大変うれしく思っています。目撃した被爆者たちが私くらいで最後の世代。生きている限り、生きている間に実態を伝えていかなければいけない」
日本被団協の田中代表委員は「核兵器は絶対になくさなくてはいけないと被爆者皆が確信している。この運動は2世や若い人たちがこれから力を合わせてやっていただきたい」と核廃絶に向けた次世代への期待も語りました。
ノーベル賞の授与式は、12月10日にスウェーデンのストックホルムで開催されます。
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