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“旅するチョウ”と呼ばれる珍しいチョウを巡って県の職員が処分されることに。職員は一体、何をしたのか。

■“旅するチョウ”巡り県職員を処分へ

アサギマダラ この記事の写真は10枚

“旅するチョウ”「アサギマダラ」は、薄い水色に見える浅葱色の羽が特徴。

海を越え、1000キロ以上移動する渡り蝶として知られています。

問題となっているのは、愛媛県総合科学博物館の係長級で30年以上、昆虫を研究している50代男性職員。

愛媛県総合科学博物館

出張先で「アサギマダラ」を採集したとき、近くの住民から声を掛けられました。

チョウを採集 近くの住民
「貴重なチョウなので採らないでほしい」 住民に注意を受ける

しかし、その言葉を聞かずに持ち去りました。

住民の言葉を聞かずに

ただ、男性職員が処分されるのは貴重なチョウを採集したからではありません。

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■住民に注意され…一体何を?

■住民に注意され…一体何を?

処分された理由は…

この住民から博物館に苦情が入ったことで、上司から注意を受けた男性職員は…

男性職員 男性職員
「『チョウを戻すように』との注意に腹を立てて飲んだ」

コンビニで購入したハイボール缶(500ミリリットル)2本を飲みながら運転して帰ったといいます。

酒を飲みながら運転

飲酒運転は1時間半にわたり、サービスエリアの駐車場で別の車に接触する事故を起こしました。

呼気からは基準値の5倍以上のアルコールが検出されたということです。

基準値の5倍以上のアルコールが検出

県は警察の捜査を待って男性職員を処分する方針で、チョウは元の場所に返したということです。

愛媛県は処分の方針 この記事の写真を見る(10枚)
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