気象庁は11月から来年1月までの3カ月予報を発表し、11月は例年よりも気温が高くなる所がある一方、冬は全国的に例年並みの寒さになるとしました。

 気象庁は今月22日に、11月から来年1月までの3カ月間の予報について会見を開きました。

 11月は東日本や西日本、沖縄・奄美で気温が例年よりも高くなるとしていて、原因としては南米ペルー沖の海水温が低くなる「ラニーニャ現象」によって日本付近は暖かい空気に覆われることなどを挙げています。

 一方で、冬はラニーニャ現象の影響によって上空に寒気が入りやすくなることなどから全国的に例年並みの寒さになり、日本海側を中心に大雪になる可能性を指摘しています。

 気象庁は11月までと12月以降では気温の変化が大きくなる可能性があるとして、冬の備えを早めにするように呼び掛けています。

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