見頃を迎える紅葉。今、最も検索数が伸びているというのが「雷山千如寺大悲王院」。一体、どんな場所なのでしょうか。

■今が見頃! 幻想的で“圧巻”紅葉スポット

 色付いた紅葉に霧がかかる幻想的な景色。山々の壮大な景観とともに、見頃の紅葉が楽しめるのは福島市の磐梯吾妻スカイラインです。

 磐梯吾妻スカイラインの紅葉は16日、発表されたヤフーの検索伸び率ランキングで13位にランクイン。

茨城県から来た人
「何がいいかと言うと山岳ドライブが楽しめる」
「山岳ドライブだね」
「手軽な登山を楽しめる」

80代
「毎年来ている。パッチワークみたいに赤、黄色と並んでいる。上がってくる時もすごく良いところがあった」

 磐梯吾妻スカイラインの全長は28.7キロ。ドライブをしながら沿道の紅葉や山の景観を楽しめるとあって、多くの観光客が訪れます。

夫(50代)
「紅葉は上にあがるほど赤色が濃くなっていてきれい」
妻(40代)
「わくわくしながらずっとのぼって来られる」

 スカイラインを上がっていくと、火口の眺めが雄大な吾妻小富士に到達します。

 近くの浄土平には、紅葉の絶景スポットが。

 標高1600メートルにある桶沼。火口の水がたまってできた、小さな湖です。

茨城県から(70代)
「鏡のような湖面ってこういうこと。本当に今、最高」

■紅葉「検索↑No.1」人気の秘密

 ヤフーの紅葉検索伸び率ランキングのトップ10はこちら。名だたる名所が並ぶなか、前年比が断トツの5.5倍に伸びたのは、意外な穴場スポットです。気になる第1位は。

LINEヤフー データアナリスト 川井仁太郎さん
「雷山千如寺大悲王院で5.5倍の検索の伸びがみられた。隠れスポットが有名になってきたのは大いに言える」

 ヤフー検索の伸び率1位は、福岡県にある雷山千如寺大悲王院です。

 標高954メートルの雷山。その中腹にある寺の境内には樹齢およそ400年の大カエデが。紅葉が見頃を迎えたその姿は圧巻です。

 なぜ紅葉の検索が5.5倍に急上昇したのでしょうか。副住職にその訳を聞きました。

雷山千如寺大悲王院 喜多村龍秀副住職
「私もなんでだろうと思いながら全く心当たりがなくて、寺の人間にも色々聞いてみたが、誰も思い当たる節がないと。本当にびっくり、驚いている。当院が1位ということで本当にありがたい。うれしい限り」

 人々を魅了する大カエデの紅葉。その見どころは。

雷山千如寺大悲王院 喜多村龍秀副住職
「通常のカエデと違って枝ぶりが横に広がっているのが特徴。根が張っているところがだいたい13メートル。かなりの範囲にわたっている。その上に枝が横に広がっている。あまり他では見ることがない形。例年通りだと11月10日前後が紅葉の見頃。これから少しずつ紅葉が進んでいく」

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