■全国を対象に「高温の」早期天候情報 この先は気温乱高下
気象庁は15日(火)、全国を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。北海道と東北、北陸、関東甲信、東海、四国では22日(火)ごろから、近畿と中国、九州、奄美、沖縄では21日(月)ごろから、気温が平年よりかなり高くなるとみられています。
高温の早期天候情報 10月下旬も異例の残暑に 早期天候情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に発表されますが、今年の履歴を振り返ると、なんと6月6日(木)に関東甲信と東北に発表されたのを皮切りに、その後は途切れることなく、毎回どこかの地域で「高温の」情報が発表されるという異常事態となっています。それだけ今年は例年と比べ気温の高い状況がずっと続いているということです。
この先、19日(土)から20日(日)は一時的に強い寒気が南下するため、北海道では雪が降り、関東などでも朝は今季一番の冷え込みが予想されています。ただ、そのまま季節が深まることはなく、その後はまた気温が高くなる見込みです。気温が乱高下しそうですから、体調管理にはくれぐれもご注意ください。
■15日夜は奄美で猛烈な雨 16日は関東にも雨雲拡大
前線や湿った空気の影響で、15日(火)から雨の範囲が拡大しています。15日夜には奄美地方の十島村で1時間120.0mmの猛烈な雨が観測され、記録的短時間大雨情報も出されました。16日(水)午前中は北日本や西日本太平洋側で雨が強まり、局地的に激しく降っています。
低気圧や前線が日本列島を通過 広範囲で雨に 16日(水)午後は雨雲が関東にも広がる見込みです。大雨とはならない見通しですが、あちらこちらでにわか雨がありそうです。
17日(木)も太平洋側は雲が多く、関東も朝のうち雨が残る可能性があります。
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