3年前、長野県塩尻市で妻の首を絞め殺害した罪に問われている元県議会議員の男の裁判員裁判が始まり、被告は起訴内容を否認しました。

 起訴状によりますと、元県議会議員の丸山大輔被告(50)は2021年9月、塩尻市の酒造所の事務所兼自宅で妻の希美さん(当時47)の首を絞め、窒息させ殺害した罪に問われています。

 16日の初公判で、被告は「妻を殺害したのは私ではありません」と起訴内容を否認しました。

 冒頭陳述で検察側は「借金や自身の不倫関係が動機となり、第三者の犯行を装って希美さんを殺害した」などと主張しました。

 弁護側は「犯行時間帯に被告は長野市の議員会館にいたため、遠く離れた自宅まで往復するのは困難」として無罪を主張しました。

 判決は12月23日に言い渡されます。

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